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《以下の文章は、『忍たまたちがもし、スタンドを使えたら』ということを前提に書かれた妄想文です。
スタンドを知らない方は「ジョジョ スタンド」でググってみてください。
内容はひたすらおバカですが、小平太と長次の過去捏造がちょっくら入ります。
ご本家様とは何ら関係ないばかりか縁もゆかりもございません。そして時代考証など完全に無視しております。訴えないで☆》
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仙蔵「小平太、お前…昔、門限ぎりぎりに人間魚雷特攻で、閉まりかけた門に滑り込んだことがあったな…。」
文次郎「あぁ…あの時は大変だったな…。忍術学園の正門が大破したばかりか、
ちょうど門を閉めようとしていた小松田さんにも直撃して、全治1か月の大けがだったんだからな…。」
小平太「何を言う!!あの時、一瞬でも判断とスピードが遅かったら、
『小松田・閉門クラッシュ』を食らっていたのは私なんだぞ!!
それに!後から来た長次だって、入れなくなったじゃないか!!」
小平太が出したもの…
それは小平太にそっくりな姿のスタンド・『ハカイシン』だった。
土砂降りの中、門限ぎりぎりに帰ってきたあの時、
小平太は閉まりかけた門に突っ込みながら、必殺技・『いけどんラッシュ』を叩き込んだのだった。
自分だけならまだいい。自分の行動で迷って遅れて、罰を受けても自分の行動が招いた結果だ。それは仕方ない。
だが、長次は違う。
自分のために一緒に来てくれ、一緒に迷い、自分の予測が甘かった結果で遅れたのだ。
自分のせいで、長次まで巻き込むわけにはいかない!!
その一心で特攻した結果、出現したのが『ハカイシン』であった。
そして…このスタンドは、今ではパワーとスピードにおいては忍術学園最強のスタンドである。
仙蔵「とにかく、今日は早めに寝て明日のテストに備えろよ。
せっかく長次が協力してくれたんだから、その気持ちを無駄にするなよ。」
小平太「おう!!長次のおかげで、教科書の中身はもうしっかり覚えたからな!!
もう不合格になることはない!!
今日はしっかり寝て、明日はきっとばっちりだ!!」
テストに合格したら長次に何をしてあげようか?
いや、もうすでに長次は…テストのたびにどこかに連れっててくれなんてことは言わない。
実現したい大きな理想があるのだ。
それは、人として生まれた誰もが…親や兄弟を亡くした子でも…何の不自由もなく本が読め、たくさんの経験ができる世の中。
その知識や経験、能力を、いかんなく発揮できる世の中を願っている。
そして、長次の理想を形にするのが私の役目なんだ。
私は、そのために今、力を養っているのだ。
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こうして、小平太は何回目かわからない再テストを受けた。
本人は自信満々だったが、なぜかまた不合格であった。
小平太「う~む…なんっで間違ってるんだぁ~長次~。」
長次「…小平太…ちょっと答案を確認してもいいか?」
小平太「ん?あぁ、いいぞ!」
答案を渡す小平太。
長次はそれを受け取り、一目みた瞬間…
…不気味な満面の笑みを浮かべ、臨戦態勢へと突入した。
六年ろ組 七松小平太 3点
『Q:古墳について説明しなさい。』
『A:忍たまの友31ページ参照』
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長次 スタンド:ゴールデン・リヴァー
(黄河を思わせるような大河のイメージが背後に現れる。中国四千年の歴史を思わせるような悠久の流れ。
必殺技『コモンジョ・カイドクセヨ』を発動すると、その物語に取り込まれ、その物語が終わるまで出られない。
普段は本を読むのが苦手な小平太の勉強を手伝うために使ったりしているが、本気を出すとかなりの精神攻撃。
特に『三国志』『水滸伝』『徳川家康(山岡荘八)』なんかに取り込まれた奴は、長すぎて物語が終わる前に確実にリタイヤする。)
小平太 スタンド:ハカイシン
(とにかく物を壊す。普段は本体である小平太の言うこともあんまり聞かない。基本、本能に従う。
が、ここぞというときには意外と一番頼りになる。
パワーとスピードにおいては最強のスタンド。必殺技はパンチを高速で相手に打ち込む『いけどんラッシュ』
ラッシュ時の掛け声は『いけどおおおおおおおおおん』)
《以下の文章は、『忍たまたちがもし、スタンドを使えたら』ということを前提に書かれた妄想文です。
スタンドを知らない方は「ジョジョ スタンド」でググってみてください。
内容はひたすらおバカですが、小平太と長次の過去捏造がちょっくら入ります。
ご本家様とは何ら関係ないばかりか縁もゆかりもございません。そして時代考証など完全に無視しております。訴えないで☆》
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(こいつと仲良くやっていけるのかな? 私と正反対だ。)
それが中在家長次の第一印象だった。
しゃべらない、
動かない、
笑わない、
そして、何より
暗くなるまで外で遊んだことなんて、なさそうだった。
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小平太「…う~ん。おっ!終わったか!!」
長次「…(こく)。」
小平太「今回もよく勉強したような気がするぞ!長次!!」
長次「そうか…それは良かった…。」
豪快に背伸びし、固まった体を動かす小平太。
無事、『ゴールデン・リヴァー』の世界から帰ってきたようだ。
小平太「よし!!午後からも頑張るか!!ありがとう、長次!!またあとでな!!」
長次「…(こく)。」
ばんっ!!
どどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどど
来た時と同じように、疾風のように去っていく小平太。
その後ろで、真面目な図書委員の叫びが、むなしく響いている…。
久作「!!七松先輩!!障子直してから行ってくださいよ~~~~!!」
憐れ、図書室の障子は大破し、用具委員の出動を待つこととなった。
…。
廊下を疾走する小平太は考えていた。
自分を見送る…知らない奴から見れば至極無愛想に見える顔の…長次の顔を思い出しつつ…。
再テストが終わったら、お礼に長次に何をしてあげようか…。
そういえば、久作と同じ…2年生の頃だったか…。
初めて『ゴールデン・リヴァー』で勉強させてもらったときだったな…。
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小平太「長次!!これから出かけないか!?裏山まで!!」
長次「…何か用事があるのか…?」
小平太「用事といえばあるにはある!!ほら!外出許可証、もらってきた!!」
長次「…何をしに行くんだ?小平太?」
小平太「いいから、一緒に来てくれよ!!どうしても長次に一緒に来てほしいんだ!!」
…。
小平太に手を引かれながら、山道を歩く。
2年生とは思えないほどの力と体力で、長次をどんどんひっぱって歩いていく。
ところどころ落ちている五色米をたどって、小平太は森の奥へと進んでいるようだ。
こんな遠くまで、長次は実習でも来たことがなかった。
(小平太はどこまで行ったことがあるのだろう?)
本を読むのが好きな長次は、いつも図書室か自室で本を読んでいることが多く、あまり外に出たことがなかった。
知らない道・知らない草木・知らない小鳥の声・知らない空
知らない世界がどんどん広がっていく。
そして自分の知っている世界へと変わっていく。
突然、視界がさっと開けた。
そこは切り立った崖の上で、
そこからは忍術学園や近隣の村、遠くの山々まで、一望できる景色が広がっていた。
長次「…すごい。」
小平太「すごいだろ!!すごいだろう!!これを長次に見せたかったんだ!!
この間さ、『ゴールデン・リヴァー』で勉強させてもらったときにな、
その中でな!すごくいい景色を見たんだ!
長次自身は本の世界に入れないから、見ることができないんだろう?
私の見た景色とはちょっと違うけど、
私はさ、ど~うしても!長次にも見てほしかったんだ!!」
興奮して小平太がしゃべっている。目を輝かせながら、景色について説明している。
あっちにはこんなものがあって、こっちはあんな生き物がいたと、一生懸命話している。
本を読んで知っているつもりだったが、本当の世界というのはこんなにも眩しく、忙しない、不思議な世界だったのか。
あっちこっちで何かが動く、ゆっくりだったり、急だったり、予測もできない。
(まるで小平太だ…。)
不意にとても、楽しく、おかしく、言葉がたくさんあふれてきた。
自分の前に、大きな目を、さらに大きくして見つめている小平太がいる。
…。
しゃべらない、
動かない、
笑わない、
…はずの長次が、
よくしゃべる、
よく動く、
よく笑う、
あぁ…長次は『ないないづくしの奴』なんかじゃないんだ…。
自分の中にいっぱい大切なものをしまって、育てて、大事な時に何倍にも大きくして伝えてくれる奴なんだ。そう思ったとき、小平太は長次の手を握ってぶんぶん振り回していた。
小平太「長次!!長次ってすごい奴だな!!私はすごいと思う!!」
長次「小平太もすごいと思う…。本で見たことを現実に起こしてくれる。
本から想像する景色で…いつも満足してしまっていたけど、
それじゃあ本当の世界じゃないんだ。
この世界ってすごいんだな…。
もっと読んで、もっと知ることが大切なんだ…!」
小平太「これからも、ずっと仲良しでいてくれ!!
長次が読んで教えてくれた分、私は長次をそこに連れってってあげる!!
そしたら、長次は思いをもっと大きくして、みんなに伝えてくれ!!
もちろん聞くのは私が一番最初だぞ!!」
無邪気な笑顔の元、二人は二人にしかできない大切な約束をした。
過去から学び、現実に作り出し、次の者に伝えていく。
この約束が、これからどのくらい続いていくか、今はまだ想像もできないだろう。
二人の気持ちは、一緒に見ている空のように明るかった。
しかし、帰りは急な雨に見舞われた。ものすごい土砂降りだった。
五色米は流され、目印がなくなり…。
そして、案の定迷った…。
なんとか、学園まで帰る道を見つけ出したが、もう門限ぎりぎりの時刻。
すでに閉門5分前の鐘が聞こえていた。
長次は…後ろからなんとかついてきている。
それを気にかけながらも、小平太は焦っていた。
(このままだと門限まで間に合わない!
そうなったら、小松田さんのことだ。時間ピッタリに門を閉めてしまい、入れなくなってしまう!!
そして、自分だけでなく、長次まで怒られる!!
…『長次まで怒られる』?
それは…絶対に嫌だ!!)
前方にかすかに忍術学園が見える。
門が閉まりかけた。
その瞬間、小平太からオーラのようなものが立ち上り、門に向って一直線に突っ込んでいった。
『いけどおおおおおおおおおん』
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《以下の文章は、『忍たまたちがもし、スタンドを使えたら』ということを前提に書かれた妄想文です。
スタンドを知らない方は「ジョジョ スタンド」でググってみてください。
内容はひたすらおバカですが、小平太と長次の過去捏造がちょっくら入ります。
ご本家様とは何ら関係ないばかりか縁もゆかりもございません。そして時代考証など完全に無視しております。訴えないで☆》
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長次の背後に、大きな川のイメージが表れた。
これが長次のスタンド、『ゴールデン・リヴァー』である。
悠久の流れを思わせる大河の流れ…その流れに乗って、小平太は本の世界へと入っていった。
怪士丸「先輩…なんかずるいです…。」
魂が抜け、眠ったように脱力している小平太を介抱しながら、怪士丸がつぶやく。
きり丸「そうですよ~俺らがテストの時には絶対やってくれないのに~。」
長次「お前たちはまだ教科書を読んで理解する力があるからな…努力をすればなんとかなるレベルだ。
しかし、小平太はそうではない。いくら頑張っても努力をしてもなぜかできんのだ。
落ち着きがないとか、集中力がないとかそんなものではない。
すでに向き不向きというような理屈を超えている。
あいつは実際に体験したことしか理解できないのだ…。」
きり丸「そうなんすか~?それでもなんかな~楽して勉強できるみたいでいいよな~って思っちゃいますよ~。」
長次「そう思うだろうな…だが小平太の理解力は本当に私たちの斜め上を行っているのだ…分かってやってくれ…。」
実際、七松解答を甘く見てはいけない。
昔、まだ長次と小平太が下級生だったころ、
『源頼朝について、知ってることを書きなさい(なんでもよし)』
というサービス問題に対して、
『もう死んでいる。』
という解答を書き、正解にすべきか拳骨をくらわすか、教師たちに論争を引き起こした張本人である。
このテストを受ける際、小平太は前回のテストの成績の悪さにショックを受けていた。
そのため、挽回しようと猛烈に勉強した。
寝食を忘れ、常に教科書を離さず、赤い下敷きを使うと答えが消える暗記ノートまで自作して頑張った。
そのあまりの気迫に、そばで見ている長次や他の同級生まで心配するほどだった。
…が、
上記のような解答をかましたため、小平太は十分な手ごたえを感じながらも、不合格だった。
解答のあまりの奇想天外っぷりに教師たちも頭を悩ませたが、
一番落ち込んでいたのは小平太だった。
小平太「なぁ…長次…私ってほんとにバカなのかな…?」
よくしゃべる、
よく動く、
よく笑う、
…はずの小平太が、
しゃべらない、
動かない、
笑わない、
部屋の隅に、膝を抱えてじっとしている。
初めて見る小平太の姿だった。
小平太「何回読んでも本に書いてあることが頭に入ってこないんだ…。
文字として書いてあることはわかるんだが、
書いてある中身がわからないんだ…。
先生が授業中に読んでくれたところとか、
長次が寝る前に読んでくれた本とかは理解できるのに、
自分で読んだところはさっぱりなんだ…。」
長次「…。」
小平太「なぁ長次…私って実はどっかおかしいのかな?
仙蔵も文次郎も、伊作も留三郎も…みんなできるのに…
どうして私だけできないのかな?」
長次「…小平太は…読むのだけが苦手なのか?
」
小平太「うん…。」
長次「それなら…小平太、本を読むときは私が一緒に読んであげようか…。」
小平太「ほんとか!!あ…でも、それじゃ長次が大変じゃないか?
長次だって勉強があるだろ?」
長次「それは…四六時中なんて言ったら困るが…時々なら大丈夫だ。
それに、どうせテストの出題範囲は同じなんだから、
一緒に勉強したほうがお互い楽しく勉強できるだろう?」
小平太「…!!ありがとう!長次!!お礼に今度うさぎ獲ってきてやるよ!!」
こうして、テスト前のろ組は、一緒に勉強するようになった。
教科書を出されれば、長次は面倒くさがらず読み、
普段授業中に寝てしまう小平太も、楽しそうに聞いていた。
そのおかげか、二人の成績は少しずつだが、確実に伸びていく。
長次は普段からたくさんの本を読んでいたので、教科書だけでなく、いろいろな話を小平太に聞かせた。
ただし、言葉だけではうまく伝えられない。
特に、想像力の乏しい小平太にとっては、話だけ聞いてもなかなかイメージがわかず、誤解させることもしばしばだった。
(あぁ…もっと一目でわかるような、私の考えていることが、小平太も見て・聞いているように伝えられたらいいのに…。
そうしたら、きっと小平太だっていろんな考えがあることがわかって、みんなの気持ちもわかるようになるのに…。)
長次がスタンド『ゴールデン・リヴァー』を出せるようになったのは、その少し後であった。
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《以下の文章は、『忍たまたちがもし、スタンドを使えたら』ということを前提に書かれた妄想文です。
スタンドを知らない方は「ジョジョ スタンド」でググってみてください。
内容はひたすらおバカですが、小平太と長次の過去捏造がちょっくら入ります。
ご本家様とは何ら関係ないばかりか縁もゆかりもございません。そして時代考証など完全に無視しております。訴えないで☆》
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(こいつとは、僕は合わないな…。正反対だ。)
それが七松小平太の第一印象だった。
よくしゃべる、
よく動く、
よく笑う、
そして、何より
一冊の本も読み通したことがなさそうだ
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昼下がりの学園内。
今日も下級生の甲高い、はしゃぐ声が聞こえてくる。
…と、その中に混じって猛スピードで突っ込んでくる足音が…
どどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどど
ばんっ!!
小平太「ちょぉぉぉぉぉぉじぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!」
長次「…走る子供はろーかで転ぶ…。」
図書室に突っ込んできたのは、学園の最強暴君・七松小平太その人だ。
冷静に応えたのは、同室の歩く生き字引・中在家長次。
まったく正反対な2人だが、この2人、とても仲が良い。
その証拠に、小平太は本なんかさっぱり読まないくせに、しょっちゅう図書室へ特攻をかましている。
今日も弾丸のように小平太は図書室に突っ込んできたが、さすがは動く古代遺跡・中在家長次。
七松特攻に少しの動揺も見せない。
小平太「長次!!お願いだ!!一生のお願いだ!!!」
長次「13496回目の一生のお願いか…なんだ小平太。」
小平太「社会の教科書に私を送ってくれ!!明日の放課後に歴史の
再々々々々々々々々テストがあるのだ!!!」
長次「…。」
何回再テスト受ける気だ、小平太。
が、長年の付き合いで慣れているのか、長次は「そうか…。」とだけ言い、教科書を取り出した。
長次「それで…テスト範囲はどこからどこまでだ?」
小平太「原人から卑弥呼までだ!!!」
長次「……。」
教科書のページ数で言え、小平太。
長年の勘で、おそらく旧石器時代から古墳時代だろうと判断し、長次は細長く切った紙を栞代わりに挟む。
長次「…それで、いつ教科書に入るつもりだ?この範囲だと10分ぐらいで済むが…。」
小平太「今すぐ!!」
長次「………。」
どこまでもマイペースだな、小平太。
もう言いだしたら聞かないと言いたげにため息をつく長次。
身を乗り出してしゃべる小平太に、まず落ち着けというように手の平を向けた。
長次「分かった…今すぐやろう。ここに座ってくれ…。」
小平太「ありがとう!!長次!!お礼にあとでイノシシ獲ってくるぞ!!」
長次「ただし、再テストは今回で合格するように…。」
小平太「あぁ!もう再テストはこりごりだ!!」
長次の前にどっかりと胡坐をかいて座る小平太。
それを見て、いつものように注意事項を伝える長次。
長次「いつも言っているがな…私のスタンドの能力は本の中に精神だけ送ってしまう。
つまり、一時的に魂が抜けたような状態になる…。
もし万が一、本の中で何かあったら、もう戻れなくなってしまう。
そのことを忘れるな。十分注意して行けよ…小平太。」
小平太「あぁ!!大丈夫だ!!何があっても帰る!!!」
長次「じゃあ…始めるぞ…『ゴールデン・リヴァー』!」
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2012.01.14 【rkrn*小説】に【三郎過去話】UP
2012.01.14 【rkrn*小説】に【六はの奇妙なRKRN】←ちょっと手直し済 UP
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