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《以下の文章は、『忍たまたちがもし、スタンドを使えたら』ということを前提に書かれた妄想文です。
スタンドを知らない方は「ジョジョ スタンド」でググってみてください。
内容はひたすらおバカですが、小平太と長次の過去捏造がちょっくら入ります。
ご本家様とは何ら関係ないばかりか縁もゆかりもございません。そして時代考証など完全に無視しております。訴えないで☆》
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(こいつとは、僕は合わないな…。正反対だ。)
それが七松小平太の第一印象だった。
よくしゃべる、
よく動く、
よく笑う、
そして、何より
一冊の本も読み通したことがなさそうだ
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昼下がりの学園内。
今日も下級生の甲高い、はしゃぐ声が聞こえてくる。
…と、その中に混じって猛スピードで突っ込んでくる足音が…
どどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどど
ばんっ!!
小平太「ちょぉぉぉぉぉぉじぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!」
長次「…走る子供はろーかで転ぶ…。」
図書室に突っ込んできたのは、学園の最強暴君・七松小平太その人だ。
冷静に応えたのは、同室の歩く生き字引・中在家長次。
まったく正反対な2人だが、この2人、とても仲が良い。
その証拠に、小平太は本なんかさっぱり読まないくせに、しょっちゅう図書室へ特攻をかましている。
今日も弾丸のように小平太は図書室に突っ込んできたが、さすがは動く古代遺跡・中在家長次。
七松特攻に少しの動揺も見せない。
小平太「長次!!お願いだ!!一生のお願いだ!!!」
長次「13496回目の一生のお願いか…なんだ小平太。」
小平太「社会の教科書に私を送ってくれ!!明日の放課後に歴史の
再々々々々々々々々テストがあるのだ!!!」
長次「…。」
何回再テスト受ける気だ、小平太。
が、長年の付き合いで慣れているのか、長次は「そうか…。」とだけ言い、教科書を取り出した。
長次「それで…テスト範囲はどこからどこまでだ?」
小平太「原人から卑弥呼までだ!!!」
長次「……。」
教科書のページ数で言え、小平太。
長年の勘で、おそらく旧石器時代から古墳時代だろうと判断し、長次は細長く切った紙を栞代わりに挟む。
長次「…それで、いつ教科書に入るつもりだ?この範囲だと10分ぐらいで済むが…。」
小平太「今すぐ!!」
長次「………。」
どこまでもマイペースだな、小平太。
もう言いだしたら聞かないと言いたげにため息をつく長次。
身を乗り出してしゃべる小平太に、まず落ち着けというように手の平を向けた。
長次「分かった…今すぐやろう。ここに座ってくれ…。」
小平太「ありがとう!!長次!!お礼にあとでイノシシ獲ってくるぞ!!」
長次「ただし、再テストは今回で合格するように…。」
小平太「あぁ!もう再テストはこりごりだ!!」
長次の前にどっかりと胡坐をかいて座る小平太。
それを見て、いつものように注意事項を伝える長次。
長次「いつも言っているがな…私のスタンドの能力は本の中に精神だけ送ってしまう。
つまり、一時的に魂が抜けたような状態になる…。
もし万が一、本の中で何かあったら、もう戻れなくなってしまう。
そのことを忘れるな。十分注意して行けよ…小平太。」
小平太「あぁ!!大丈夫だ!!何があっても帰る!!!」
長次「じゃあ…始めるぞ…『ゴールデン・リヴァー』!」
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2012/01/14 ♪忍たま小説♪ Trackback() Comment(0)
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