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2025/01/09

【仙蔵逃走中】残り9~4時間

《以下の文章は、2011年9月8日に放送された厳禁回を前に、ツイッターにて発生した『仙蔵逃走中』タグをもとにした妄想文です。
ネタの大半はrkrnクラスタの皆様によって支えられております。そして時代考証など完全に無視しております。訴えないで。》


=================================================

(左門)↑↑ががががーーー!!↑↑ 
(次屋)↓↓ごごごごーーー!!↓↓ 
作兵衛「そっちじゃねえ!こっちだーーー!」→→ 

もうお前ら捜索なんかくんなよ、むしろ尋ね人増やしてんじゃねぇよと突っ込まれそうな迷子常習犯2人。
さっそくあさっての方向に二手に分かれたので、迷子レーダー搭載・富松とその保護者・留三郎にその捜索がゆだねられた。
むしろこいつらのほうが今日中に見つかるのか…?

現在午前9時。放送まであと9時間。


~主に裏山、裏裏山を捜索中の5年生と下級生
竹谷「なんか焦げ臭いけど…違うか。」
勘右衛門「というより、立花先輩は最上級生なんだから、不用意に火薬系の武器なんか使わないだろ。」
兵助「それにだ。先輩の火薬はもっとハイクラスだから、こんな焦げ臭いにおいとは違うぞ。」
三郎「変装して街中に行った可能性もあるけどな…。」
思案する5年生…すると…

下級生一同「せんぱーーーーい!!!!!」

平太「しんべヱがお弁当もう食べちゃいました…。」
四朗兵衛「金吾がイノシシ用の穴に落ちゃいましたーー(泣)!!」
一平「孫次郎が『この子ダヌキ飼いたい!!絶対飼いたい!!』
   って言って放しません!!」

団蔵「虎若がゴルゴにログインしました。」
佐吉「伝七が縞々のジュンコに咬まれましたー!!」
孫兵「むしろジュンコがいません!!」

5年生一同「まてまてまてまてーーーーーー!!!!!!」

兵助「落ち着け!いっぺんにしゃべるな!!えーと…最初はなんだっけ?」
竹谷「しんべヱ!弁当はみんなで食うと約束したろう!!
   金吾は今助けに行くから安心しろ!!
   孫次郎!!その子ダヌキにも家族がいるんだぞ!
   おうちに帰りたいって言ってるから放してあげなさい!!

   虎若のゴルゴは日常茶飯事だ!気にするな!!
   それはジュンコじゃない!毒のないシマヘビだから大丈夫だ!!
兵助に救護所まで連れてってもらいなさい!!

   孫兵!!ジュンコのことはきちんと自分で世話するように
とあれほどいっただろう!!自分で探しなさい!!

勘ヱ衛門「はっちゃん…将来、土井先生になれるよ…。 …ん?って、あれ?」

勘右衛門「三郎はどこいったーーー!!!」

現在午前10時。放送まであと8時間。


~ここは保健委員会が急きょ設置した救護施設。
何かあった時のためと、保険委員長・伊作が事前に準備しておいた包帯や薬などが、山のように積まれている。

ぐらっ…。

…その山が何の前触れもなく一斉に崩れ落ちた。

乱太郎「先輩!」
左近「伊作先輩…。」
数馬「あぁ…やっぱり…。」

この山を準備した本人は、「捜索途中で怪我して動けなくなった生徒がいると大変だからね!僕は捜索現場をパトロールしてくるよ!!」と言い残し、現場に向かっていた。
となれば、もうお分かりだろう…不運発生の知らせだ。

数馬「この場合は…きっと穴だな。落とし穴とか、蛸壷とか…。
伏木蔵「先輩…これだけでわかるんですね…。」

現在午前11時。放送まであと7時間。


~そのとき、食堂では昼食の炊き出しが行われていた。
食堂のおばちゃん「忍術学園はどうしてこう急に何か行事があったりと、その当日に変更が多いのかしら~。
   仕方ないことだとは分かってるんだけど…もう、今日の夕飯のメニュー変更しなきゃいけないかしら。せっかく新鮮なお魚もらったのに…。」

忍者の学校とはいえ、急な実習だの突然の思いつきだの、何があるかわからない学園の台所を切り盛りするおばちゃん…。
いつもお疲れ様です。
せめて特別手当出してあげてください、学園長。
そして、そんな炊き出しを手伝う図書委員。

きり丸「中在家先輩、割烹着来てどうしたんですか~?捜索行かないんですか?」
雷蔵「先輩は、立花先輩は帰ってくるって信じてるからだよ。きっと。」
久作「6年間の信頼かぁ~。いいなぁ僕もみんなとそんなふうになれたらいいなぁ~。」
長次「仙蔵を信じている…というより、この件に関しては仙蔵は逃げられないということを確信している…。これは過去何度も経験してわかっていることだ…。」

図書委員一同「…。」

本人より、過去の事例を信じる冷静な中在家。

現在午後12時。放送まであと6時間。


~ところ変わってここは街中…。

文次郎「くそっ!こんなことになるならカレログ入れときゃあよかった!!
 
…こう嘆くのはいつもギンギン…なはずの文次郎。いまはすっかり疲れ切っている。
ついさっき、『女装して逃走している可能性もある』という情報を三郎より受け取った文次郎。これが運の尽きだったらしい。
市女笠を被った仙蔵らしき女性に声をかけてみたところ、まったくの別人。

しかもおばちゃん(若作り)。

その上、「あなたもいろいろ大変ね…お互いがんばりましょう。」
と言われたので不思議に思ったところ、
この不況のさなかリストラされ、なれないキャッチセールス的なアルバイトをしている薄幸のおじさんと勘違いされ、誤解を解くのにものすごく精神力を使い果たしたらしい。

カレログさえ入れていれば少しはましになったでのあろうか…。
『後悔先に立たず』である。

現在午後1時。放送まであと5時間。


~てんやわんやの大騒動の中、やってることがいつもと変わらない奴もいる…。

藤内「綾部先輩、あと4時間しかないんですよ。蛸壷掘ってないで捜索に協力してください。」
喜八郎「やだ。」
藤内「・・・。」

三治郎(捜索中)「竹谷先輩、伊賀崎先輩はどうしたんですか?」
竹谷(捜索中)「孫兵は自分で飼っているペットの世話で忙しいんだ・・・。(この分だとジュンコの他にも逃げ出してるな…。)

マイペースな奴は相変わらず、マイペースのようだ。

現在あっという間に午後2時。放送まであと4時間。

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2011/11/17 ♪忍たま小説♪ Trackback() Comment(0)

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