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2025/01/09

【六はの奇妙なRKRN その4】

《以下の文章は、『忍たまたちがもし、スタンドを使えたら』ということを前提に書かれた妄想文です。
スタンドを知らない方は「ジョジョ スタンド」でググってみてください。
内容はひたすらおバカですが、後半にシリアスめの伊作と留三郎の過去捏造があります。
ご本家様とは何ら関係ないばかりか縁もゆかりもございません。そして時代考証など完全に無視しております。訴えないで。》


=============================================




緊張の糸を切った、『揺れ』
それは遠くからわずかに聞こえた、『声』だった。

ーーーいけどんスパーーーーイク!!!!!


留三郎「右かぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」


留三郎は、持ち前の運動神経で飛んできたボールを避けた。


留三郎(よしっ!!かわした!!!)


そして「この勝負、俺の勝ちだな!!」と宣言しようと、振り返った

そのとき


ゴン


…目の前にタンスの角があり、留三郎は頭を強打した。

留三郎「!!っ~~~~~~~!!」

あまりの痛さに思わず頭を抱えてうずくまると、


びりっ


…嫌な音とともに袴の尻部分が破けた。

留三郎「何ぃ!?」

破れたところを確認しようと振り返った瞬間、


ピキーン


…首の筋が攣(つ)った。

留三郎「うぉぉぉ!!!!!」

首を押さえ悶絶する留三郎。
運悪く足元にあった箱につまづき、
よろめいて尻もちをついた。


グサッ


…何か、尻に刺さった。

どうも運悪く、足元にあった箱はマキビシの箱だったようで、つまづいた拍子に中身をぶちまけたらしい。
さらに運悪く、マキビシは先ほど袴の破れた部分に、狙ったように刺さっている。


留三郎「いぃぃぃぃっっってぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」」


~~~~~~~~~~~ 間 ~~~~~~~~~~~~~~~


左近「…で、こういうわけですか…。」
伊作「こういうわけです…。」

医務室にはボロボロになり、うつぶせでウンウン唸っている留三郎。
その傍らには、心配そうに見つめる用具っ子1年生。

左近「まったく…六年生とはいえ…『フウンがつく』を出すなんて。しかもそもそもの原因がコーちゃん増殖計画って…。
   そもそも食満先輩は『巻き込まれ不運』の可能性があるんですから、不運増量しないでくださいよ。
   大体、けが人が出て手当するのは自分なんですよ、先輩。
伊作「まあ、確かにそうなんだけどね。
   あと、僕のスタンド名は『フウンがつく』じゃないから。『ゴッド・オブ・フウン』だから。
   それに留三郎に対してはね、僕は必ず本気でぶつかっていくことにしているんだ。」
左近「?」

伊作は立ち上がり、医務室の障子をあけながら、左近に手招きする。
わけがわからないまま、左近もあとに続く。


>>NEXT

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2012/01/06 ♪忍たま小説♪ Trackback() Comment(0)

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