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《以下の文章は、『忍たまたちがもし、スタンドを使えたら』ということを前提に書かれた妄想文です。
スタンドを知らない方は「ジョジョ スタンド」でググってみてください。
内容はひたすらおバカですが、後半にシリアスめの伊作と留三郎の過去捏造があります。
ご本家様とは何ら関係ないばかりか縁もゆかりもございません。そして時代考証など完全に無視しております。訴えないで。》
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ある小春日和の昼下がり…。
六年長屋では険悪な雰囲気が漂っていた…。
その中心にいるのは…。
いつも仲の良いと定評のある六年は組の2人。
留三郎と伊作だ。
留三郎「どうやら、これ以上いっても無駄なようだな…。」
冷え切った空気の中、さらに冷気が漂うような視線でにらみ合う。
もう衝突はどうやっても避けられないようだ…。
伊作「それはこっちのセリフだよ…君がこんなに頑固だなんて
…そもそも分かり合えなかったようだね。」
留三郎「それこそこっちのセリフだ!!
コーちゃんをさらに増やすだと!!
分かり合えるか!!というか、分かってたまるか!!!」
伊作「どうせ大掃除するんでしょ!!その時に新しくスペース作って、そこにおけばいい話じゃないの!!」
留三郎「バカも休み休み言え!!今だってお前の怪しげな薬草だの動物の干物だのがぎっしりあるんだぞ!!
臭くてかなわん!!」
伊作「留三郎だって!!この一年間、アヒルがどれだけふえたかわかってんの!?
ときどきいつのまにか僕のスペースにまで転がってきてるの、
忘れたとは言わせないよ!!」
留三郎「う”っ…。」
至極くだらない…。
傍から見たら理由が至極くだらない。
だが、本人たちにとっては一大事。
そもそも事の起こりは、伊作が趣味の骨格標本・コーちゃんを増やしたいと言ってきたことにある。
買ってきたのか、その辺から拾ってきたのか、何をどうしたのか、
出所はさっぱりわからないが、伊作の愛情を一身に受け、ときどきカタカタいってるあの忍者服着たガイコツである。
伊作「普段用と観賞用と保存用にするんだよ。ちょうど3人だから、親子設定にしてもいいじゃない?」
留三郎「駄目だ!!家庭を持った骨格標本など、どこの都市伝説だ!!」
伊作「ぐっ…。」
今度は伊作が押し黙る番だった。
留三郎はここぞとばかりに己の主張をぶつける。
留三郎「と・に・か・く!!もう怪しいものは増やすな!!
第一、これ以上学園の七不思議を増やしたくない!!
『深夜のカタカタガイコツ』だけでたくさんだ!!」
伊作「そういう留三郎だって、『見つめるアヒル』の出所なんだからね!!」
留三郎「…。」
伊作「…。」
無言になる二人。
解決には程遠い。
黙っているが、二人ともこれはもう話し合いでは済まないということを知っている。
というより、くだらなすぎて話続けるほどにばかばかしいことに気づいている。
この戦いに終止符を打つには…実力行使しかない。
留三郎「お前にはとうとうこれを発動させなくては、わからんようだな…。」
伊作「まさか!あれを出すというのかい!!卑怯な!!!」
留三郎「そうさ、俺のスタンド…。奴らを召喚させてもらう!!!」
留三郎「来いっ!!『メンコイ・ヨーグ』!!!!!!」
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2012/01/03 ♪忍たま小説♪ Trackback() Comment(0)
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