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《以下の文章は、『忍たまたちがもし、スタンドを使えたら』ということを前提に書かれた妄想文です。
スタンドを知らない方は「ジョジョ スタンド」でググってみてください。
内容はひたすらおバカですが、後半にシリアスめの伊作と留三郎の過去捏造があります。
ご本家様とは何ら関係ないばかりか縁もゆかりもございません。そして時代考証など完全に無視しております。訴えないで。》
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ブゥン…ブゥン…フゥン…
留三郎「…いつも思うけどな…その効果音なんとかなんないか?」
伊作「うるさいな!!」
伊作の後ろには、なんかぼやけたトイペの像が浮かんでいる。
そして ブゥン…ブゥン…フゥン… と空気が震えるような音がなっている。
何を隠そう、これが伊作のスタンド・『ゴッド・オブ・フウン』である。
伊作「だからあんまり出したく無いんだよ!!
形と言い、音と言い、もう完全にネタじゃないか!!
だいたいこれ出すと、相手はまず指さして爆笑するんだもん!!
やってらんないよ!!」
留三郎「…同情はするぞ…伊作。
だが!ここは俺も引けない!!
いくぞ!!『ハグミコイコーイ』!!」
伊作「くらえっ!!『”ウン”がつく』!!」
…。
留三郎「なんだ、警戒した割にはおかしな技名だな…。」
伊作「そうだろうか…”ウン”にもいろいろあることを知らないのかい?」
留三郎「『不運』…とでもいいたいのか?」
伊作「それもある…が、ウンはウンでもつくと一番嫌なもの…それはウン○だ!!」
留三郎「すげーやな技だな!!もうちょっと技名考えろよ!!」
伊作「これが一番(精神的に)恐怖を与える技名だったんだよ!!
それに!!君みたいなスタンドが低学年っていう奴には効果的なんだ!!」
は組っ子+用具っ子「「「「「「きゃーー!!えんがちょーーーーー!!!!!」」」」」」
案の定、集まりかけたは組のよい子たちと用具っ子たちは、一目散に逃げている。
留三郎「くそっ!!技を封じられたかっ!!!
しかし!俺自身には特にダメージはない!!
一番嫌な『ウン』もついてない!!
この勝負!俺の勝ちだ!伊作っ!!」
伊作「そうかな?僕の『ゴッド・オブ・フウン』を小学生の下ネタと考えないでもらいたいね。
というか、ホントに『ウン』なんかつけないよ。
そういったのは、よい子たちになるべく遠くに離れてほしかったからさ。
…今にわかるよ、留三郎…。」
留三郎「何っ!!」
見れば伊作の背後にあったトイペの像が消えている。
スタンドを解除したのか…?
いや、どこかに移動し続けているのだ。
…その証拠に、ブゥン…ブゥン…フゥン… という空気の唸りのような音が響いている…。
留三郎(そうだ…まだ終わっていない。
どこだ…どこにいる。
まだ攻撃の気配は感じられない…。
だが、確実に俺を狙っていることはわかる…。
落ち着け…よく考えるんだ。
そもそも伊作のスタンドはそれ自体が攻撃してくるわけではない。
運が悪いとしか言いようの無いことが、相手に起こるという能力だ。
つまり…いつも伊作の身に降りかかっている不運が…俺の身にも降りかかるということだ!!)
留三郎「……。」
全神経を研ぎ澄ます留三郎。
もし仮に、彼の緊張の糸が見えるのであれば、
きっと無数の糸が網の目のように四方八方に張り巡らされていることだろう。
獲物の羽音はもちろん、空気の揺れまで…少しの動きも逃さないような、蜘蛛の巣が。
その糸に少しでも触れたとき…一瞬で勝負が決まる。
長い長い沈黙の後…
空気が
揺れた。
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2012/01/05 ♪忍たま小説♪ Trackback() Comment(0)
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