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- Newer : 【忍たま長屋の一日 その1】
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≪以下の文章は世界が一巡、二巡した後ぐらいのお話です。完全なる我が家設定です。
あと、イタリアの風習や文化などいろいろ無視しております。訴えないで☆≫
☆我が家設定
・原作終了後なのに、みんな生きてる。
・でもジョルノがボスになってる、この不思議。
・そんでもって、親バカ・パードレと一緒に暮らしてる。
・他のみんなは幹部になってるんだな、トリッシュは時たま遊びに来るんだな。
・ナランチャ「俺は学校に通ってるぞー!!ジョジョー!!」
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≪フーゴ&ナランチャで、完全なるギャグです。
ジャンルは女体化・blになりますが、甘さや切ない恋心を求めてはいけません。
恋愛要素は限りなく皆無に近い微量です。
・フーゴが何らかの事情で女の子になります。かろうじてナラフーです。
・護衛も暗殺もみんな元気ですが、みんなおバカです。
・ナランチャは絶賛・思春期男子です。
・そしてうちのフーゴは母ちゃんです。
そんなナラフーなど認めん!!という方は、閲覧をお控えください。≫
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リゾ「くっ…!!」
さっきまで優勢だった相手が、
額に手を当て、片膝をつき、体を支えている。
ナラ(なんだ…?いったい奴に何が―――)
注意深く相手の反応をうかがう…。
リゾ「やはり…だめか…散弾銃のように使うには…自分の血液だけでは…鉄分が少なすぎるっ!!」
ただの貧血か、リゾット。
ナラ「いやいやいや…ふつーに考えても、自分にもダメージ来るとわかんだろ!
自給自足にも限度あるわ!
ってか、あんたの技って、相手の鉄分利用するのがセオリーじゃなかったんかよ!!」
ゆっくりと身を起こすと、リゾットは低い声でナランチャに語りかけた。
リゾ「お前の所でもあるように、メンバーの喧嘩はうちでもよくあってな…。
その仲裁に能力を使っていたんだが…。
あんまりにもやりすぎると、メンバーがほぼ全員貧血になって働けないとか、よくあったのだ…。
幸い俺自身はなんとかなる…。だからこそ!体を張ってこの技を編み出したのだ!
メンバーの鉄分を消費させず!仲裁できる安全な方法をなっ!!」
バァァァァ~~~~ン!!
ナラ「…説明と効果音ありがとよ。
でも、それでいいのか?いい方法なのか?」
リゾ「やかましい!なんと言われようと俺の新技だ!
くらえ!『血戦境界~血の魔弾とカタストロフィー~』」
ナラ「うぉっ!!やめろぉ!!
ってか、技名だっせぇーーーーー!!!!」
と、叫んだところでぱったりと射撃が止まった。
また貧血か!?と思ったが、リゾットは腕をだらんと降ろしながらも、足はしっかりと立っている。
だが、目はうつろだ。
リゾ「…だっさい…。」
ようやく口から言葉がでた。
まだ目はうつろだ。
ナラ「お、おう…。
なんか変だぜ、その技名。
中二病みてーだし…。
俺だってつけねーよ!かっこわりぃ!!」
・・・・・・。
リゾ「ダサい!!変!!かっこ悪い!!
なんてことだ!!」
その場に膝からがくっと崩れ落ちるリゾット。
「中二病!三十路近くにもなって厨二病とは!!」と1人悶えている。
ナラ「え!?そんなショック??
というか、なんでそれでいけると思っちゃったの!?」
一通り悶えて、少し落ち着きを取り戻した、暗殺チームのリーダー。
うなだれながら立ち上がりこう答えた。
リゾ「いや、これはな…技名を披露した時に、ペッシに感想を聞いたのだがな…。
『うん…リーダー…それは…ヤバいと思うよ…。』としみじみ言われてな…。
それで決めたのだ!!」
ナラ「…いや、それダメだろ!!」
リゾ「なぜだ!?」
ナラ「『ヤバイ』ってことは、ダメだってことだろ!!
やめとけって意味で言ってたんだよ!!」
リゾ「何っ!?『ヤバイ』とは、褒め言葉ではなかったのか!?」
ナラ「な ん で だ よ !!
なんでそんなことになってんだよ!!!」
リゾ「…いや、メローネがよく飯時に『このボンゴレ・ビアンコ、ヤバイ!!うますぎ!!』と言ってるのを聞いてな…。
ギアッチョもこの前、『このビーズクッション、ヤベェーーー!!すげー癒されるぜぇーーーー!!!!!』
と新しいクッションのことを『ヤバイ!!ヤバイ!!』と連呼するもんだからな…。
うちではその日から、そのクッションは『ヤバイクッション』で通じるようになっているのだ!!」
どぉぉぉぉぉぉんん
…って、そんなこと効果音つけてドヤ顔で言うことでもないだろう、リゾット。
たまらず噴き出すナランチャ。
ナラ「ブハッ!!なんだそれ!!」
リゾ「おのれ!笑ったな!!
よくあるだろうが!!
どこの家庭にも、その家庭でしか通じない単語が!!」
ナラ「…いや、まあ、あるけどよ。
うちのチーム内でも、『テレビのリモコン取って』は『カチャカチャ取って』で通じるし…。」
リゾ「だろう!?
ちなみにうちのリモコンは『ピッピコ』だ!!」
おい、イタリアン・ギャング。なんだそのくだらない争いは。
とはいえ、くだらないが、スタンドの攻撃は通常通り。
破壊力まで落ちているわけではないので、うっかり喰らうわけにもいかない。
ナラ(特に…今の俺には不利だ。)
さっと体制を翻し、射程距離外へ全速力で走る。
後ろで構えるリゾットに、向かって、叫ぶ。
ナラ「連れがいるから、今日はひとまず逃げるわ!
ペッシにはよろしく言っといてくれ!!」
それだけ言い残して、ナランチャはダッシュで逃げた。
後ろから「この前、新刊が出たからな!返すときは一緒につけてやれ!」という声が聞こえたが…
多分ナランチャのことだから、きっと忘れるだろう。
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2015/07/17 *jogio小説* Comment(0)
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