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≪以下の文章は世界が一巡、二巡した後ぐらいのお話です。完全なる我が家設定です。
あと、イタリアの風習や文化などいろいろ無視しております。訴えないで☆≫
☆我が家設定
・原作終了後なのに、みんな生きてる。
・でもジョルノがボスになってる、この不思議。
・そんでもって、親バカ・パードレと一緒に暮らしてる。
・他のみんなは幹部になってるんだな、トリッシュは時たま遊びに来るんだな。
・ナランチャ「俺は学校に通ってるぞー!!ジョジョー!!」
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≪フーゴ&ナランチャで、完全なるギャグです。
ジャンルは女体化・blになりますが、甘さや切ない恋心を求めてはいけません。
恋愛要素は限りなく皆無に近い微量です。
・フーゴが何らかの事情で女の子になります。かろうじてナラフーです。
・護衛も暗殺もみんな元気ですが、みんなおバカです。
・ナランチャは絶賛・思春期男子です。
・そしてうちのフーゴは母ちゃんです。
そんなナラフーなど認めん!!という方は、閲覧をお控えください。≫
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さて、リゾットと私的すぎるぐらい私的な小競合いがあった次の日。
若きパッショーネのボスは、執務室の机で小さなお客に向かい語りかけていた。
つぶらな瞳のお客の正体は、カメ。
甲羅の中の部屋にポルナレフが住んでいる、ココ・ジャンボだ。
一通り挨拶が終わったのか、中の住人がひょっと出てくる。
飄々と話すカメより小さな人間に、ジョルノは難しい顔を近づけて本題に入っていった。
ジョル「いろいろ探ってみましたが…今回のフーゴの件、どうもそちらから何か影響が出ているようですのでね。
何か心当たりなどありませんか?
その日のこと、特に夜から朝にかけて、思い出せる事は思い出してください。」
ポル「いや…まああると言えばあるんだな…。」
どうもバツの悪そうに歯切れ悪く話す、小さなポルナレフ。
歴戦の戦士も、この若いボスには頭が上がらない。
ポル「あの日、日課のラジオ体操をしようとしたのだが…朝の地震でラジオ体操が中止になってな、
その代わりに、チャリオッツとチャンバラしてたんだが…。」
ジョル「いい年こいて何やってんですか…。」
ポル「それでな、チャンバラしたその拍子にタンスの引き出しの中身をぶちまけてな、
その中にスタンドの矢の矢じりが入っていて…
それが床に跳ね返って、いかんともしがたいところに直撃してな…。」
ジョル「いかんともしがたいところ?」
ポル「いかんともしがたいところだ…それ以上は言えん。察っせ。」
ジョル「…。」
ポル「それで…『ちくしょう!女だったら、人生楽なのによ!』と悪態ついたもんだから…。」
ジョル「はい、分かりました、原因はあなたですね。
女性だったら楽なんて、まあ…政治家なら失言退任です。
この場にトリッシュがいないことに感謝してください。
スパイスガールズでいかんともしがたいところが、「やわらかいまんま」になるところでしたよ…。」
ポル「面目ない。」
ふぅーと一息吐き、ジョルノは椅子に座ったまま、くるくる回る。
どう解決しようかと思案しているようだ。
ジョル「まあ、スタンドの矢は使用すれば何が起こるか分からないですからね…発言以外の結果は責めません。
が…ただ元に戻すとなると…。
僕のゴールド・エクスペリエンス・レクイエムではどうにも…。
たとえ『フーゴが変化しない』という真実にたどり着かせ無いようにしても、
毎朝何かしらトラブルが起こることにはなってしまいますからね。」
元に戻す…元に…とブツブツつぶやくジョルノ。
その呟きを聞いて、騒動の元凶が何かを思いついたようだ。
ポル「ただ単に『元に戻す』なら、ピッタリの奴がいるぜ?」
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2018/09/20 *jogio小説* Comment(0)
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