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≪以下の文章は世界が一巡、二巡した後ぐらいのお話です。完全なる我が家設定です。
あと、イタリアの風習や文化などいろいろ無視しております。訴えないで☆≫
☆我が家設定
・原作終了後なのに、みんな生きてる。
・でもジョルノがボスになってる、この不思議。
・そんでもって、親バカ・パードレと一緒に暮らしてる。
・他のみんなは幹部になってるんだな、トリッシュは時たま遊びに来るんだな。
・ナランチャ「俺は学校に通ってるぞー!!ジョジョー!!」
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≪フーゴ&ナランチャで、完全なるギャグです。
ジャンルは女体化・blになりますが、甘さや切ない恋心を求めてはいけません。
恋愛要素は限りなく皆無に近い微量です。
・フーゴが何らかの事情で女の子になります。かろうじてナラフーです。
・護衛も暗殺もみんな元気ですが、みんなおバカです。
・ナランチャは絶賛・思春期男子です。
・そしてうちのフーゴは母ちゃんです。
そんなナラフーなど認めん!!という方は、閲覧をお控えください。≫
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ある、日曜日―――
その日、南イタリアでは早朝に地震があった。
震度は5。
イタリアは火山国。地震は珍しいことでもない。
幸い大きな被害はなく、その日もいつも通り人々は活動し始めた。
…が、時に大地の神は、不可解なハプニングをもたらしてくれる…。
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ばんっ!!
??「すみません!敵の攻撃を喰らいました!!」
…。
……。
………。
ここはおなじみパッショーネ・ブチャラティの事務所。
いわずもがな、イタリアン・ギャングのアジトだ。
今日も朝から、リーダーのブチャラティをはじめ、アバッキオ・ミスタの3人が詰めている。
そんな事務所の戸口に、いきなり現れたのは…銀髪の少女。
むさくるしい男所帯には似つかわない、目が覚めるような美少女だ。
普通なら、どう考えても「ここはお嬢さんの来るところではないですよ。」と追い返されるパターンなのだが…。
なんか見覚えある穴だらけのスーツを着ている…。
真っ先に我に返ったブチャラティが、声をかける。
ブチャ「ア…アナタ、ドナタ??」
??「フーゴです!!」
…。
……。
………。
「「「はぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーー???????」」」
朝の爽やかな空に、やかましい叫びが響き渡った…。
【like a girl】
フーゴ「すみません。僕としたことが…。」
しゅんとしながら、椅子に掛けて事情を説明するフーゴ。
どうやら、早朝見回りを行っていたところ、急に眠気に襲われ
目が覚めたら、女子と化していたとのことだ。
たいていの人なら、「とりあえず病院行け(いろんな意味で)」となるところだが…
メンバーは、さすが歴戦のスタンド使い。
時間を止めたりすっ飛ばしたり、精神入れ替えまでなんでもありな、この人種。
この手の話ではお約束なので、いちいち驚かない。
そんな冷静沈着なメンバーの中で、うろたえてるのが約1名…。
ブチャ「話は後だ!
とりあえず、俺の上着を着ろ。いろいろ危ない…!!」
フーゴ「??」
見ないように顔をそむけながら、自分のスーツを差し出す幹部。
ちなみにフーゴの格好は、おなじみの素肌に穴スーツである。
いろいろ見えそうで、ものすごく危ない。
フーゴ「…ありがたいですけど、それ脱いだらあなたも職場的にNGな格好になりますので、
お気持ちだけいただいておきます…。
それにブチャラティのスーツ、胸元あいてますから、
隠すにはあまり意味ないですよ…。」
ブチャ「…そ…そうか…。すまん。」
しょんぼりとスーツを着直す幹部。
というか、揃いも揃って職場的にNGファッションだろ、イタリアン・ギャング。
そんなチームリーダーのブチャラティは
しばらく考え込んだ後、はっと何かを思いついた。
ブチャ「フーゴ!!とりあえず、ナランチャに着替えを持ってきてもらおう!!
奴は今日も遅刻だから、まだ間に合うはず!!
とにかく、この格好はダメだ!!
若い娘が露出の多い服を着ちゃいかん!!」
遅刻すんなナランチャ。
そして、お前はフーゴの父親か、ブチャラティ。
フーゴ「え、でも…僕のうちにはこの手のスーツしかありませんよ??」
ブチャ「なにっ!?」
アバ「……。」
なんでそれしかないんだ、フーゴ。
そんなこんなしているうちに、連絡を受けたジョルノもやってきた。
…が、面白そうに『年頃の娘を心配する親父と冷静な娘』のやり取りを眺めている。
このままでは会話が堂々巡りするので、たまりかねたミスタが口をはさんだ。
ミスタ「とりあえず落ち着こう、ブチャラティ!
見た目はこれだけど、中身はあのフーゴだから!
まあ服のサイズで言ったら…確かジョルノはフーゴとサイズがほぼ同じだったな!?」
助けを求めて、必死に問いかけるミスタ。
が、さすがに若きボスは慌てない。
こんな時でも呑気にお茶を飲み、冷静に切り返す。
ジョル「えぇ。でも、今のフーゴは明らかにナランチャより小柄ですし…僕の服も合わないでしょう。
それに、僕の家にも胸元のあいた学ランしかありませんよ?」
なんでそんな学ランしかないんだ、ジョルノ。
ブチャ「あぁっ!!どいつもこいつも!!」
どいつもこいつもハイセンス過ぎて、頭を抱える幹部。
苦悩する上司を慰めるミスタ。
意外と冷静なフーゴ。
そんな傍ら…
ジョル「これはいよいよ大変ですね~
ボスとしては、しばらく直接介入せざるを得ませんね♪」
アバ「…お前、絶対楽しんでるだろ…。」
(オレとブチャラティは…そのうちハゲるかもしれない…。)
そう思わざるを得ないアバッキオ(21)であった。
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