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2025/01/09

like a girl【その5】

≪以下の文章は世界が一巡、二巡した後ぐらいのお話です。完全なる我が家設定です。
 あと、イタリアの風習や文化などいろいろ無視しております。訴えないで☆≫

☆我が家設定
 ・原作終了後なのに、みんな生きてる。
 ・でもジョルノがボスになってる、この不思議。
 ・そんでもって、親バカ・パードレと一緒に暮らしてる。
 ・他のみんなは幹部になってるんだな、トリッシュは時たま遊びに来るんだな。
 ・ナランチャ「俺は学校に通ってるぞー!!ジョジョー!!」

=============================================

≪フーゴ&ナランチャで、完全なるギャグです。
 ジャンルは女体化・blになりますが、甘さや切ない恋心を求めてはいけません。
 恋愛要素は限りなく皆無に近い微量です。

 ・フーゴが何らかの事情で女の子になります。かろうじてナラフーです。
 ・護衛も暗殺もみんな元気ですが、みんなおバカです。
 ・ナランチャは絶賛・思春期男子です。
 ・そしてうちのフーゴは母ちゃんです。
 
 そんなナラフーなど認めん!!という方は、閲覧をお控えください。≫

=============================================


やっと自宅に着いた。


―――なんだか長い一日だった気がする。

―――これから後何日、このままなのだろう…。


上着を脱いで、髪のリボンと、首もとのリボンを取り、椅子の背にかける。
ブラウスのボタンをひとつはずしたら、少し首もとが楽になった。


さっきまで忙しなかった同居人は…ソファに座ったまま硬直したようにじっと見つめている。
少し顔が赤いのは、夕日のせいではない。


フーゴ「あ、すぐごはんにします?お風呂入るんなら先入ってて下さい、その間に作りますか、ら…。」


どうも様子がおかしい。


フーゴ「ナランチャ?」


と、呼ぶといきなりソファから飛び上がり、


ナラ「あっ!あぁ!オレ部屋入るから!」


どどどどど

ガチャ!
バタン!

急に自室にこもってしまった。


(ナラ)「フーゴ、一番風呂どーぞ!
    上がるまでオレ部屋から出ないからっ!!
    どうぞごゆっくり!」

フーゴ「『男所帯の家に、嫁さんが来た!』ってな状態か!
    そんなことしなくったって、僕は僕のまんまですよ。
    見られたところで特に気になりません。もとは男同士なんですから。
    そもそもそんな気にしてたら、お互い窮屈ですよ!」

ナランチャの部屋のドア越しに話しかける
すると、内側から

(ナラ)「うん、そりゃ~フーゴだってのは良く分かってんだよ!
    だけどさ!なんかこう!けじめってもんが!!」

フーゴ「何言ってんですか!
    じゃあお言葉に甘えて先にお風呂入りますよ!
    風呂入ってる間に頭ん中整理しといてください!」

(ナラ)「はーい!」


これは帰宅してからも大変そうだ…。
頭を抱えながら、風呂へと向かうフーゴだった。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


フーゴ「ナランチャ~お風呂あがりましたよ~。」


入浴を終え、自室に引きこもっているナランチャに声をかける。
普通に出てくるだろうか…と思いながら、台所に向かう。


(ナラ)「おぅ!あがったか~…っと!
    服はちゃんと着てるかフーゴ!!!!」

フーゴ「はいはい着てますよ。素っ裸じゃないから安心して出てきてください。」

背中で返事すると、無事ドアが開く音がした。


ガチャ



……………。



硬直、次の瞬間。


ナラ「うわわっわわわっわーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」


バタン!!


フーゴ「何やってんですか!さっさと出てきて風呂入ってくれませんか?」

(ナラ)「何やってんのはフーゴだよ!なんて格好してやがるんだ!」

フーゴ「僕ですか?」


フーゴの格好は、トリッシュに貸してもらったルームウェア。
肩ひもにフリルのついたタオル地キャミソールに、同じタオル地のホットパンツ。
可愛らしい容姿と相まって、モデルかアイドルのように見える。

ただ本人は全く気づいてないが…。


(ナラ)「ダメダメダメダメ!!!!!!
   そんなん下着と変わんないだろ!いくら家で着るとは言ってもさ!」

フーゴ「ナランチャ…君、気にしすぎですよ。
    何度も言いますけど、中身は元のままなんですからね。
    今までどおり、普通に過ごしてください!」

(ナラ)「そうはいってもよ~心の準備が…。」


…と、いじいじしだしたところ、もともと切れやすいフーゴの堪忍袋の緒が切れた。


ドガッ


フーゴ「何ウダウダ言ってんだよ!このバカ!!
    さっさと風呂入れ!!
    メシ食え!!
    とっとと寝ろ!!!」


容赦なくドアを叩き割り、ナランチャの首根っこをひっつかんで引きずり出すフーゴ。
見た目が可愛くなっても、強いもんは強い。


ナラ「なんでそこはいつものフーゴなんだよぉぉぉ~!」

フーゴ「僕は僕ですよ!!」


べそをかこうか、「女の子らしくしてくれ~」と泣きつこうが…
そのまま風呂場へと連行されることとなったナランチャであった。


>>NEXT

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2014/09/21 *jogio小説* Comment(0)

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