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- Newer : like a girl【その6】
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≪以下の文章は世界が一巡、二巡した後ぐらいのお話です。完全なる我が家設定です。
あと、イタリアの風習や文化などいろいろ無視しております。訴えないで☆≫
☆我が家設定
・原作終了後なのに、みんな生きてる。
・でもジョルノがボスになってる、この不思議。
・そんでもって、親バカ・パードレと一緒に暮らしてる。
・他のみんなは幹部になってるんだな、トリッシュは時たま遊びに来るんだな。
・ナランチャ「俺は学校に通ってるぞー!!ジョジョー!!」
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≪フーゴ&ナランチャで、完全なるギャグです。
ジャンルは女体化・blになりますが、甘さや切ない恋心を求めてはいけません。
恋愛要素は限りなく皆無に近い微量です。
・フーゴが何らかの事情で女の子になります。かろうじてナラフーです。
・護衛も暗殺もみんな元気ですが、みんなおバカです。
・ナランチャは絶賛・思春期男子です。
・そしてうちのフーゴは母ちゃんです。
そんなナラフーなど認めん!!という方は、閲覧をお控えください。≫
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やっと自宅に着いた。
―――なんだか長い一日だった気がする。
―――これから後何日、このままなのだろう…。
上着を脱いで、髪のリボンと、首もとのリボンを取り、椅子の背にかける。
ブラウスのボタンをひとつはずしたら、少し首もとが楽になった。
さっきまで忙しなかった同居人は…ソファに座ったまま硬直したようにじっと見つめている。
少し顔が赤いのは、夕日のせいではない。
フーゴ「あ、すぐごはんにします?お風呂入るんなら先入ってて下さい、その間に作りますか、ら…。」
どうも様子がおかしい。
フーゴ「ナランチャ?」
と、呼ぶといきなりソファから飛び上がり、
ナラ「あっ!あぁ!オレ部屋入るから!」
どどどどどど
ガチャ!
バタン!
急に自室にこもってしまった。
(ナラ)「フーゴ、一番風呂どーぞ!
上がるまでオレ部屋から出ないからっ!!
どうぞごゆっくり!」
フーゴ「『男所帯の家に、嫁さんが来た!』ってな状態か!
そんなことしなくったって、僕は僕のまんまですよ。
見られたところで特に気になりません。もとは男同士なんですから。
そもそもそんな気にしてたら、お互い窮屈ですよ!」
ナランチャの部屋のドア越しに話しかける
すると、内側から
(ナラ)「うん、そりゃ~フーゴだってのは良く分かってんだよ!
だけどさ!なんかこう!けじめってもんが!!」
フーゴ「何言ってんですか!
じゃあお言葉に甘えて先にお風呂入りますよ!
風呂入ってる間に頭ん中整理しといてください!」
(ナラ)「はーい!」
これは帰宅してからも大変そうだ…。
頭を抱えながら、風呂へと向かうフーゴだった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
フーゴ「ナランチャ~お風呂あがりましたよ~。」
入浴を終え、自室に引きこもっているナランチャに声をかける。
普通に出てくるだろうか…と思いながら、台所に向かう。
(ナラ)「おぅ!あがったか~…っと!
服はちゃんと着てるかフーゴ!!!!」
フーゴ「はいはい着てますよ。素っ裸じゃないから安心して出てきてください。」
背中で返事すると、無事ドアが開く音がした。
ガチャ
……………。
硬直、次の瞬間。
ナラ「うわわっわわわっわーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
バタン!!
フーゴ「何やってんですか!さっさと出てきて風呂入ってくれませんか?」
(ナラ)「何やってんのはフーゴだよ!なんて格好してやがるんだ!」
フーゴ「僕ですか?」
フーゴの格好は、トリッシュに貸してもらったルームウェア。
肩ひもにフリルのついたタオル地キャミソールに、同じタオル地のホットパンツ。
可愛らしい容姿と相まって、モデルかアイドルのように見える。
ただ本人は全く気づいてないが…。
(ナラ)「ダメダメダメダメ!!!!!!
そんなん下着と変わんないだろ!いくら家で着るとは言ってもさ!」
フーゴ「ナランチャ…君、気にしすぎですよ。
何度も言いますけど、中身は元のままなんですからね。
今までどおり、普通に過ごしてください!」
(ナラ)「そうはいってもよ~心の準備が…。」
…と、いじいじしだしたところ、もともと切れやすいフーゴの堪忍袋の緒が切れた。
ドガッ
フーゴ「何ウダウダ言ってんだよ!このバカ!!
さっさと風呂入れ!!
メシ食え!!
とっとと寝ろ!!!」
容赦なくドアを叩き割り、ナランチャの首根っこをひっつかんで引きずり出すフーゴ。
見た目が可愛くなっても、強いもんは強い。
ナラ「なんでそこはいつものフーゴなんだよぉぉぉ~!」
フーゴ「僕は僕ですよ!!」
べそをかこうか、「女の子らしくしてくれ~」と泣きつこうが…
そのまま風呂場へと連行されることとなったナランチャであった。
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2014/09/21 *jogio小説* Comment(0)
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